AWS 無料利用枠を使ってるつもりがVPCで課金されてしまった

IT技術

現在12ヶ月の無料枠で使っていますが、どうやら課金されてしまったようです。

今月コストが$3.25となってしまいました。

請求とコスト管理ホームをみると、VPCで課金されていることがわかります。

ついでに、異常が検出されてます。

なんで?

使っているサービス

・EC2
 -VPC
 -セキュリティグループ
 -Elastic IP
 -ELB

・route53 ※課金対象

・AWS Certificate Manager

ぐらいのサービスを使ってます。

無料枠を使っているので基本は無料の範囲ですが、DNSサービスのroute53は無料枠対象外のため、
課金される認識で使っていますので、route53で多くても月$1.00程度の課金を見込んでいました。

請求書を見てみる

請求とコスト管理の請求書でサービス別料金を見てみます。

なんだか、VPCで$2.66で課金されているのがわかります。

per In-use public IPv4 address per hour  が要因と読めますね。

なぜ?

異常を検出している

次に、コスト異常を検出しているので、請求とコスト管理のコスト異常検出から概要で詳細を見てみます。

2024/09/19から2024/09/21の三日間に異常を検知していたようです。

開始日をクリックすると、詳細が見れます。

該当期間VPCで異常を検出したことがわかります。

異常原因を探る

19日から21日は新規EC2を使ってwordpressを立てる作業を行っていました。

簡単に書くとこんな感じです。

いたってシンプルな内容です。

とりあえずSSHで接続したりWordpressログインなど試しました。
※ここでは、動的パブリックIPが付与されています。

その後、route53とElasticIPを使いドメイン設定を行いました。
※ここからElasticIPで静的IPになります。

しかし、Aws初心者なので、アクセスできないすったもんだあり、ElasticIPを削除して、route53のAレコードを動的パブリックIPに書き換えます。

たぶん、これで放置・・・

原因を特定する

お気づきでしょうか?

一連の作業から一つの原因にたどり着きました。

AWS におけるパブリック IPv4 アドレスの使用状況の特定と最適化 | Amazon Web Services
この記事は、Identify and optimize public IPv4 address usage o

実は2024年からパブリックIPを使っている期間は課金する仕様に変わったそうです。

言い換えると、EC2でサーバー立てて、割り当てられたパブリックIPで使ってると知らずに課金されてしまう。

というらしいです。

これが今回課金されてしまった要因と思っています

何故突然増えた?

VPCでパブリックIPの使用がper In-use public IPv4 address per hour を招いたと考えられますが、なぜに突然使用が増えたのかというのは謎が残ります。

始めたばかりでデータなどは収集できていないので、はっきりとはわかりませんが、プログを運営していると、Google砲といわれるGoogleDiscover(グーグルディスカバー)にしばし会うことがあるそうで、一時的にアクセスが殺到するようですので、もしやこれにあったのでは?

と、プラスに捉えたいと思います。

データ取りの設定もしたので、次回は原因がわかるかなと。

結論

今回の経験から、EC2でサーバー作ったらElasticIPを使わないと課金されてしまうという仕様なんだと理解しました。

ElasticIPはインスタンスに適用していない場合課金される仕組みとなっていますので、一歩間違うとパブリックIPとElasticIP未使用でダブルパンチで課金されることになるということではないでしょうか。

今回も教訓になったなと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました